前作"Smash"のブレイクの後、インディーズレーベルのEpitaphから
メジャーレーベルのColumbia Recordsへ移籍してのリリースとなった4thアルバム。
Offspringの2大ヒット作である"Smash"から"Americana"への過度期に相当する今作ですが、
Smashのスピード感に独特の重さが加味された仕上がりとなっています。
前作に比べ分厚い音質になった事により、ボーカルよりもバックラインの印象の方が強い今作。
分かりやすいメロディーが多い反面、やや飽きやすいのが難点かも知れません。
個人的には"Americana"や"Splinter"の方がバランスが良く
飽き辛いので長く聴けるのではないかと思います。
そうは言ってもやはりメロディーセンスの高さは流石の一言で、どの曲も印象的なものばかり。
ボーカルとバックの絡みが絶妙なシリアス路線の"Gone Away"や
スピード感溢れるバックラインと力強いボーカルが魅力の"All I Want"、
遊び心溢れる"I Choose"辺りは個人的にプッシュしたいところ。
"The Meaning Of Life"や"Mota"等のアグレッシブな曲もこの作品特有のものです。
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